“キャストになる”という高校生をよく知るための研修

2013.11.12 事例紹介

高校生に自分の体験を話す中で自分を見つめ直したり、
高校生が一生懸命将来に向き合う姿から勇気をもらい、
キャスト自身の心にも火が灯ったり。

カタリ場は、生徒にとっての動機付けの場だけでなく、
しばしば、キャストにとっても気づきを得る場となっています。

そんな中でカタリバでは、『進研ゼミ高校講座』を製作している
ベネッセコーポレーション、高校生事業部の皆さまに
「キャストとしてカタリ場に参加する」ということを
社員研修プログラムに導入いただいています。

ベネッセコーポレーションで行われた
初参加社員向けの事前研修の様子

そして、先日カタリ場に参加してくださった
国語教材の編集を担当している岸本洸史さまが、
授業終了後にこんな嬉しい感想を寄せてくださいました!

その一部をご紹介します。

ーーー
とても刺激的な一日でした。

私たちは教科指導、進路指導のプロの一員であるという自覚を持って仕事に取り組んでいます。
主に、誌面というツールを通して、高校生とコミュニケーションしています。
時にはヒアリングや調査などで、高校生の意見を直接聞く機会もあります。

それでも、カタリバという場に参加し、彼らの活動の拠点である学校に訪れ、
高校生と向き合い、対面で話を聞くことで得られる気づきはたくさんありました。

そのなかでも特に強く感じたのは、高校生に自分の本気を伝えることも、
相手の本音を引き出すことも、とても難しいということです。
うわべを取り繕っても高校生は応えてくれません。
自分の言葉で、かつ、相手のことを精一杯考えた上での想いこそが、
高校生の心に響くことに気付かされました。

また、相手の本音を引き出すには、普段の誌面でのコミュニケーションでは見えない、
高校生の表情、呼吸、仕草に注目しながら、
相手と一緒になって悩むことが大切だとわかりました。
そうすることで、時折現れる高校生の本音に気付くようになり、
少しずつ高校生の心の動きを感じることができるようになりました。

そうしたことを意識しながら、本音で語り合えたときは、
お互いに少しわかりあえたような達成感を得ることができました。

私はまだまだキャストのみなさんのように高校生の気持ちを
引き出し切れていませんでしたが、それでも高校生から学ぶことは多く、
またカタリバスタッフの皆さんからも色々なことを学ばせていただきました。

特に、PMコア(授業を創り上げる学生リーダー)のジャスティンさん、
しょこたんさん、もしゃさんの熱意には
見習うべきところがたくさんあると思いました。

「ずっと前から、この高校でカタリ場をすることを決めていた」という言葉などから、
K高校に懸ける想いが伝わってきて、私も一緒に何かしてあげたい、
何かしなければ!という気持ちになりました。
普段、仕事に没頭しているだけではなかなか見えてこない、生徒を思う気持ち、
生徒に伝えようと必死になる気持ちを改めて見直すことができました。

カタリ場は高校生にもきっと響くモノになっていると思います。
仕事や時間の関係で積極的にカタリバのイベントに参加することは難しいですが、
カタリバの活動からは目を離さず、応援していきたいと思います。
また何か機会があればよろしくお願いいたします。
ーーー

きっと高校生にとっても、日常生活の中で
社会人とじっくり話す機会はなかなかないもの。

企業のみなさまと連携をしながら、
“社会で活躍する先輩とのナナメの関係”によって、
これからも高校生に多様なきっかけを、
届けて行きたいと思います。

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