はじめての方へ

「カタリ場」とは、高校生の意欲を引き出すことを目指したキャリア学習プログラムです。
「一生懸命何かを頑張ることは、ダサくないとわかった」
「こんなに自分のことを、話したのははじめて。うれしかった」
大学生など“少し年上の先輩”との対話によって、高校生の心には火が灯ります。
「自分もこんな大人になりたい!」と思える出会いをきっかけに、
彼らが将来へ主体的な“一歩”を踏み出せるよう、
年間200校以上で授業を行っています。

対象 主に高校生
スタッフ 大学生・専門学校生など
時間 100~150分程度
場所 高校を訪問
実施校数 約800校
生徒数 約17万人
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高校生の68.3%が、「自分が参加しても、社会は変わらない」

「自分に人並みの能力はない」 46.7%、「私は将来に不安を感じている」77.7%。 明日を担う高校生の現状は、このような“ 自己肯定感”の低さによって特徴づけられます。ほとんどの高校生には、大学生や社会人と接する環境も、将来についてリアリティをもって考える機会もありません。もし高校生の頃に、進路の悩みを先輩に相談したり、大学や仕事について体験談を聞く機会があれば。将来に向けて背中を押される“きっかけ”さえあれば、主体的になれる生徒も多いはず。そんな想いから私たちが始めたのが、「カタリ場」の授業です。

▶「高校生をとりまく教育課題」をみる
高校生の68.3%が、「自分が参加しても、社会は変わらない」

17万人の高校生に、授業を届けてきました

私たちNPOカタリバは、大学生のボランティアスタッフが中心となって高校を訪問。約2時間の授業で、高校生から「興味のある分野」や「進路についての悩み」の話を引き出し、スタッフは「大学生活で熱中していること」や「高校の頃の失敗談」を語りかけます。高校生が本音を話してくれる鍵は、親でも先生でもない(タテ)、友達でもない(ヨコ)、「ナナメの関係」。 “少し年上の先輩”との出会いによる憧れや安心が、彼らの心に火を灯します。授業の最後には、高校生一人ひとりが「今日からできる小さな行動」を宣言。スタッフと “約束”を結びます。

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17万人の高校生に、授業を届けてきました

授業後に多くの生徒が、「高校生活の過ごし方を変えようと思う」

「本気でやらなきゃ後悔する、という言葉は忘れません」「先輩も自分と同じような悩みをもっていたと聞いて、少しラクになった。乗り越えていける気がする」授業を受けた高校生は、たくさんの“きっかけ”をつかんでくれました。目の前の高校生と向き合い、一人ひとりの可能性を心から信じる。このような対話を積み重ね、13年間で約17万人の高校生に“将来を考えるきっかけ”を届けてきました。授業後のアンケートでは、「高校生活の過ごし方を変えようと思いますか?」という質問に84.4%がYesと答えるなど、定量的な成果も生まれています。

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授業後に多くの生徒が、「高校生活の過ごし方を変えようと思う」

約束カード

【寄付募集中】高校生に「カタリ場」を届けるための費用が不足しています

生徒の将来のために「カタリ場」を導入したくても予算の問題で断念する学校も。1,000円で1人の生徒に授業を届けられます。高校生の未来を支えるため、応援のほどお願いいたします!

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【学生の方へ】高校で出張授業を行う教育ボランティア募集中!

高校生と将来について考える授業「カタリ場」を届ける仲間を募集中です。教育現場で新しいチャレンジをしたい方、お待ちしています!